年末のプランのもう一つは、キャンプにハマっている母とのキャンプ。
何よりもビジネスウーマンである彼女が見せてくれた、キャンプ中の彼女のまなざしは、まるで雪を初めて見た子供のようにキラキラしてた。
「美しい自然に囲まれた空間で過ごす」というのは、慌ただしい都会の生活や神経質になってしまうコロナ社会から救い出してもらえるような感覚。高級車を持つことよりも、ダイヤモンドの指輪を持つことよりも、自然に包まれて過ごす時間があることの方が私たちにとってはとっても豪華でゴージャスな時間だと思う。
私が子供のころ、彼女は出張が多く勤務時間も長く、正月以外は休暇なんてなかった。
友達のママたちと比べたり、さみしくて、悔しい想いはたくさんしたけれど、今思えば全て私を含む家族のためだった。
長い時間を共に過ごすことができない代わりに、頭と頭を合わせて目をつぶり一緒に遊園地へ行く妄想をしたり、いじめられたときに力強いアドバイスをしてくれた彼女には、過ごした時間の長さよりも一つ一つの濃い思い出と、人生への教訓となり私が20代を過ぎ海外へ独り歩きし始めた大人の私の支えとなった。
母と同じ業界で働いている時も、そうでない時も。何度も一緒に行った東京も、海外の旅も、すべてはビジネスのための出張だったけれど、同じタイミングでにはまりだした、はじめての”キャンプ”という旅。「ビジネス抜きで純粋に一緒に遊んで過ごす」という私の中の秘密の目標は、新しい家族の定番の過ごし方となりそうで、本当に嬉しくて楽しかった!!
written by じゅんこ




